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喫茶店 『trees longe』 の常連客でもあり、飲み友達?でもある、omrさん。
ビールが大好きで呑みの始めっから最後までずっとビールという、麦酒クイーンです。(いかすぜ!)
実は、ラスベガスに行ったときに見たエルヴィスのショーにすっかりヤラれてしまい、それから各種情報をまめにチェック
しているエルヴィスフリークでもあります。
ひょんなことからそんなomrさんの裏の顔?を知ったマスターも、その熱にほだされ? ”king of rock!” であるエルヴィスを
改めて勉強しなおすかなーっといったところでございました。
マスターにとってのエルヴィスとは、いわゆる一般的な 『ラメ&フリンジつきのジャンプスーツに濃ゆ〜いモミアゲで、
ディナーショウとかで、歌っている』人、とか、メロウ&スウィートな<ラブミーテンダー>、な人、という感じ(ですよね?)では
ないんだけど、どっちかというとエルヴィスに強く影響を受けた、というアーティストによって、エルヴィスの特別な存在を知る、
という感じではありました。
そのすごさは十分にわかってはいたけど、実際にライブとなると観たことなかったんですよね。。
とりあえず、omrさんが貸してくれた(いわゆる布教活動っていうやつですね、ファンの・・・)エルヴィスもののDVDのうち、
いわゆる映画もの(エルヴィスは映画スターとしても輝かしい多くの作品を残しているのだ!)は、まあ、置いておいて、
とりあえず、偉大な音楽への功績といったものを追ってみたい・・・と思っていたら!
まさにうってつけなドキュメントものらしい 『ELVIS'56 in the beging』があったので、さっそく「お勉強」させてもらいました・・
観終わって一言 「いや〜このカッコよさ、聞いてないよ〜!」ってな感じで。(古いですか・・・・)
まさに、ダイナマイト!
エルヴィスを、単なる「ジャンプスーツでラブミーテンダーな人」なんていってたらブっ飛ばすぞ!!ってな感じの勢いです。
(今観たばかりなので・・・・・)それでは、その 「ダイナマイト」 な感じ、をマスターなりに分析してみました。
『全てはエルヴィスから始まった』・・・・BY ジョンレノン
これは、かなり有名な発言ではありますが、これがまったくもって、「そのとおりだ!」って感じがしてくるから不思議。
まずは、音楽的な背景から説明すると、エルヴィスの作る音楽というのはいわゆるカントリー(主に白人系の音楽)とR&B
やゴスペル(黒人系の音楽)のアイの子、といった具合の非常に「摩訶不思議」なものであり、「白人の顔して黒人の声で
歌っている」というような感じ。これが俗にいうロカビリーに発展し、ひとつのジャンルとして確立していくのである。
が、別にエルヴィスが一人だけロカビリーをやっていた訳でもなく、それじゃーなんで、エルヴィスがここまでビッグになれた
のか、っていうところは、やはり音楽だけの力ではない、んじゃないかな、と。
エルヴィスはメンフィスという田舎町で生まれ、地元で数枚レコードを出しているんだけど、(これを録音したスタジオがサン
スタジオというところで、エルヴィスに憧れ、この地を訪ねるという日本人カップルが出てくる映画 『ミストリートレイン』にも
このスタジオは登場します)この時点ではその素晴らしさは変わらずあったとしても、いわゆるローカルヒーローであって。
この才能を見出した男が(大佐、と呼ばれることとなる)、メジャーレーベルであるRCAに配給権を売り渡し、更に更に、
「アメリカ夢の時代」の玉手箱?テレビを積極的に利用し、エルヴィスの魅力を広く遍く均等に?振りまいたっていう、いわゆ
るショウビジネスの雛形のようなものがエルヴィスによって確立された、という感じがしました。
まあ、こう書くと「いかにも、仕組んでビックになったのか」と思われてしまうがそうではなくって、いくらメディアの後押しが
すごくても、本人の魅力ってもんがないと、話にならんわけで。で、ここからが、本題。
このドキュメントのタイトルにあるように1956年がRCAのデビューの年であり、ローカルヒローだったエルヴィスが一躍
スターに邁進するといったものなんだけど、とにかくテレビ初登場した時の映像がすさまじい。
白人ポップス、ヤサ男風の極甘ラブソングばっかのテレビ番組ばかりだった中で、いきなり髪を全て「撫でつけ」
(本当にこのドキュメントを見ると、相撲取りのようにびちーーっと一分の隙もなく決めまくったリーゼント)、白人なのに、黒人
そのものの声で、動きも、重力を無視したかのような、自由自在に動く腰・足。しかも歌う内容といったら、アブナイ内容てんこ
盛り。さらになんといっても歌う目つきが・・ヤバイんですよ。なんか。すっかり「その気」。魔力に惹きこまれるっていうのが、
まさに実感できます。アメリカ国民の半分以上が観てたっつうんだから、計り知れない衝撃だったろうな〜・・・
これ、宇宙人?!って感じで。親子で観てたら「コドモは観ちゃ駄目!早く寝なさい!」みたいな感じだったのかなあ・・・・
中でのインタビューで「タバコも酒もやらない、映画が好き」なんていってるけど、「嘘だろ〜」っていう。もっと違う何か・・・
この何でもアリの今で見ても、このエルヴィスの異常さ、っていうか、モザイクかけろや!っていうくらいの危なさは
ビンビンに伝わってきます。なんといっても、マスターが感じたのは、『尋常じゃないセクシーさ』ってところでしょうか?
なんというか、ごっつい「色男」なんですよね・・・それもいわゆる中性的っていうか。いわゆる「ディナーショーなエルヴィス」
の頃では想像できないくらいの、隙のない完璧な顔、なんですよ。また白黒なんで異常に白い肌と、マスカラつけてるんじゃ
ないかっていうくらいの睫毛。そしてなんといってもあのなんともいえない、声でしょう・・・艶のある声、っていうか。
耳を舐める、って感じの・・・・一度聞いたら忘れない声なんだよなー・・・・やっぱ声だけ聞いて「エルヴィスだあ・・・」って
わかってしまう、スゴさ。
なんか、本で読んだことあるんだけど、人々を声だけで惹きつけてしまうタイプの声というのが世の中には存在するそうで、
そういう声の持ち主は「ヤラー」っていうらしく、ヒットラーやジョンレノンの声がまさにそうなんだって。エルヴィスも違いない。
最後になったけど、マスターがこのドキュメントで一番「はっ」と悟ったところ。つまりなぜ、エルヴィスだけがロカビリーで
なく、ロックの王様、とまで呼ばれるようになったか・・・・それは、テレビ番組で余りに腰を振りまくるエルヴィスに、卑猥だ、
なんだと、非難が集中した時にエルヴィスが言ったという言葉。
「ロックは動かざるを得ない音楽なんだ。止めようにも、体が動いてしまう」
いや〜やらしいっすね!やっぱ、腰にクる音楽。ロック、してロール、する、これですよね、これ。
このドキュメントを見て、ソッコー真似したくなるこの動き、この髪型・・・・そう、今こそエルヴィスを聴け!
(強引にまとめてみました。omr編集長、どうぞっ!)
music
今こそ"THE KING"エルヴィスを聴け!・・・・『ELVIS’56 in the bigining』